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SAP権限テスト自動化フレームワーク

SAPシステムの権限テストを自動化して
大幅なコスト削減とカバレッジの向上を実現します。

トランザクション起動時と、様々なデータパターンでの実行。
両方の権限テストに対応できます。

SAP権限テスト自動化フレームワークの特長と効果

■ SAP権限テスト自動化フレームワークの特長

1.ユーザを切り替えて、トランザクション単体もしくはテストシナリオを通した権限テストを実行することができます。
 また、テスト結果の期待値を設定すれば、『権限があること』と『権限が無いこと』の両方をチェックすることが
 できます。

2.開発済QCビジネスコンポーンネントがある場合は、それを活用して、
 より少ない工数で権限テスト自動化のためのQC開発が可能です。
 
具体的には、既存のQCビジネスコンポーネントに対して以下3点のみを設定します。
  ・SAP権限テスト自動化フレームワークが提供する関数の組込み
  ・特定のメソッドをカスタムメソッドに置換
  ・権限テスト自動化用パラメータの設定

3.後述パターン2の権限テストでは、業務テスト用と権限テスト用のQCビジネスコンポーネントを共用することが
 できます。


■ SAP権限テスト自動化フレームワークの効果

1.これまで手作業・目視で実施していた作業を自動化できるため、テスト実施工数を大幅に削減できます。
 権限テスト自動化には、別途、自動化開発の準備工数が必要ですが、
 これは弊社ソフトウェア『QC-ACCEL』により大幅に削減できます。

2.権限テストを自動実行することで、テスト期間や工数の制約から手作業 では実施できなかったデータパターンも
 実行できるようになります。
 また、目視による人為的なミスを排除します。
 これらにより、テストカバレッジが高まると同時に、システムの品質向上も 実現できます。

SAP権限テスト自動化フレームワークの概要

QC/UFTを利用し、SAP GUI for Windows のウィンドウ下部に表示されるメッセージテキストを解析し、権限エラーの発生有無を判定します。

SAPシステムでは、ユーザの権限設定(ロール設定)に起因するエラー発生時にエラーメッセージが表示されるため、ほとんどのパターンに対応できますが、当フレームワークでは以下の権限エラーには対応しておりませんので、個別にチェック処理を追加して頂く必要があります。

  ・ポップアップに表示されるメッセージテキストを解析し、権限エラーの発生有無を判断するもの
  ・クエリなどの一覧作成時に権限設定で許容されないデータの表示/非表示を判断するもの

当フレームワークが想定するSAPシステムの権限テストの利用パターンは以下の2種類です。
 ・パターン1 : トランザクションの実行時の権限エラーチェック
 ・パターン2 : トランザクションの登録/更新/取消/照会時の権限エラーチェック
パターン2はパターン1を含みます。

パターン1のテスト実行結果エビデンスはQCに保存されます。以下に例を図示します。

エビデンスには実行時のユーザ、トランザクションコード、期待値と実行値の比較結果などが残り、権限が正常に設定されているかを確認できるようになっています。

当フレームワークでは、自動化した権限テストに対し、QCテスト計画単位のサマリーエビデンスと、QCビジネスコンポーネント単位の詳細なエビデンスを自動生成します。

SAP権限テスト自動化フレームワークの構成

SAP権限テスト自動化フレームワークを構成するQC資産は以下の通りです。
これらのQC資産をご利用いただくことで、権限テストの自動化に必要なQC資産開発工数を大幅に削減できます。

【QCビジネスコンポーネント】

・SAPシステムログイン
・SAPシステムログオフ
・ロール変更トランザクション
・トランザクション起動

【QCテスト計画】

・ロール切替え/トランザクション実行

【QCテストリソース】

・権限テスト用関数
・権限テストエラーメッセージ定義用データテーブル

SAP権限テスト自動化フレームワークを利用したQC自動化開発の実施例

SAPシステム権限テスト自動化の実施については、お客様が実施したい権限テストパターンと、どの程度自社で内製されたいか、のご要望によって内容とタスクの割当てが異なります。
以下は弊社がSAP権限テストのコンサルティングやQC開発にご協力させていただく場合の実施例を記しています。

■ トランザクションの登録/更新/取消/照会時の権限エラーチェック実施例
お客様作業弊社作業
No タスク 概要
1 ご説明 権限テストのしくみおよび利用方法について、ご説明します。
2 計画・調査 QC上の既存資産を調査し、作業計画を作成します。
特に既存資産がある場合は、権限テスト自動化に必要な修正・追加作業を明確にします。
3 スコープ決定 計画・調査内容を基に、どのトランザクションを対象に権限テスト自動化を実行するか判断いただきます。
4 スコープ決定支援 新規に作成するQC資産と、既存QC資産の修正内容を明確にします。
5 QC開発準備 修正・追加分のテストシナリオ準備、テストデータ準備などを行います。
6 QC開発 既存QC資産への権限テストフレームワーク適用と、修正・追加分のテストシナリオ実装を行います。
QC-ACCEL』を利用して効率的な開発を行います。
7 権限テスト実施 お客様に権限テストを実施いただきます。
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TEL:03-6403-7861 情報システム事業部